トライアスロンは鉄人レースとも言われているように、1人で水泳、自転車、マラソンの3競技を連続で行う過酷な耐久スポーツです。
トライアスロンといっても3種類の競技区別があり、距離ごとにエントリーが分かれます。
短距離エントリーといえど、相当の練習と体力が必要となります。
トライアスロンにおける偏光サングラスの着用での利点も解説します。
トライアスロンの種類
トライアスロンは主に、「ショート・ディスタンス」、「ロング・ディスタンス」、「アイアンマン・ディスタンス」の3つの距離に分かれていますが、オリンピックの場合はスイム1.5km、バイク40km、ラン10kmのショートが採用されます。
そのため、ショート・ディスタンスは別名「オリンピック・ディスタンス」とも呼ばれております。
最も過酷なアイアンマンは、スイム3.8km、バイク180km、ランは42.195kmのフルマラソンとなります。
ショートでも競技時間が数時間に及びますので、日の出とともにスタートをしても途中で太陽が降り注げば、嫌でも紫外線UVを浴びるので体力消耗をするスポーツです。
紫外線・反射光による影響
日焼けをするとただでさえ疲れたと感じますが、ここに水泳、自転車、ランニングをしながらとなれば相当のスタミナが必要になります。
選手の多くは目を紫外線や反射光(雑)から守るために偏光サングラスをしています。
普通のサングラスでも日よけにはなりますが、乱反射する雑光をカットしクリアでギラツキのない視界を可能にするのは偏光サングラスです。
太陽光の乱反射を特殊な偏光レンズがブロックするので、裸眼よりも、普通のサングラスをかけた状態よりも、とても鮮明でクリアに見えます。
紫外線は肌から吸収されるのはよく知られていますが、実は目からも入り込みます。
目には日焼け止めは塗れませんので、サングラスは少しでも体力を温存するのに欠かせません。
偏光サングラスには、雑光を取り除いてくれる事に加えて目に害となる紫外線をカットする効果もあるので、トライアスロンをする人の多くがこのんで使用しています。
バイクとランには必需品
スイムはゴーグルを付けていますし、最初に行うのでそれほど日差しの影響は受けません。
泳ぐので体力も使いますが、水の中なので熱中症になる事もなく、比較的リラックスして競技に挑めます。
次のバイクは自分の足で自転車を漕ぎますし、平坦なコースではないのでアップダウンもあります。
時間的にも日差しが強くなってくる頃なので、そろそろ体力を消耗し始めます。
目から入る紫外線を防ぐだけでも、疲れ方が違ってきますので偏光サングラスは必需品と言えるでしょう。
最後のランは水泳と自転車で酷使した足を使って走るので、相当体力を使います。
選手なら体力のバランス配分もしっかりと考えていますが、直接地面からの照り返しもあるのでここで偏光サングラスで目を守りクリアな視界を確保するのも重要です。