世界陸上などで、偏光サングラスをかけている選手をよく見かけなぜだろうと感じたことはありませんか。
当然ながら、陸上競技でかっこいいあるいは目立ちたいから着用しているわけではありません。
いくつか着用する理由がありまあすが、目に強い光が入ると背中が力みやすくなるためです。
陸上競技と偏光サングラス
陸上の競技の中にはトラック競技とフィールド競技を合わせ様々な種類があります。
これより陸上競技を英語にすると、「Track and Field」や「Track & field」トラック&フィールドと言います。
陸上競技では比較的に時間が長く掛かる競技の場合は路面がタータン材質のため、より強い日差しを常に受けますので目に掛かる負担が大きくなります。
偏光サングラスを陸上選手が好んで利用する目的は、以下になります。
乱反射光と紫外線対策、そして他の競技参加者に自分の表情を読み取られにくくするために偏光サングラスの着用を好む選手が多いです。
トラック競技の長距離種目になると光による疲労対策も気になるところです。
次の見出しから、陸上競技の長距離で必需品とされる偏光サングラスの効果を説明していきます。
競歩も距離が伸びればそれだけ時間も掛かる事になりますので、いずれも日差しに晒されることによるリスクが増大するためその対策として偏光サングラスの着用は欠かせません。
どのような状況で着用すれば偏光サングラスが活躍するのか
一般的に偏光サングラスを着用する際には競技場所の個々の状況に応じて、どの偏光サングラスを着用するか否か判断することがあります。
例えば、今の天候であれば偏光レンズはこの色、風が強いのでフレームはしっかりとホールドするものなどがあげられます。
どの種類の偏光サングラスを選択するか考える事になり、風や虫などを除ける目的や、他の競技者に表情を読まれるのを避けたり、また偏光サングラスであれば日差しを避けることを目的に着用すれば競技で大いに活躍する事になります。
特に日差し除けを目的にする場合は、天候が良く日差しが強い場合のみ着用すれば事足りるようにも思えるのですが、実際に競技を行う方々を見ると曇りの日や早朝・夕方などそれほどまぶしいわけではないにも関わらず偏光サングラスを着用しているケースが多くなります。
これには一つ大きな理由があり、日差しによる悪影響は曇りなどの天候により和らぐわけではなく、どのような天候であれ常に紫外線は降り注いでいる事がポイントとして挙げられます。
太陽光の中でも特に紫外線に関しては目や肌に多大な悪影響を与える事はよく知られているのですが、紫外線が強くなる快晴の日や夏場などに気をつけるだけでなく、天候に関わらず普段から気をつけるべきものとなりますので、屋外で過ごす時間が長い陸上競技を行う際には偏光サングラスの着用が必須になるのです。
また偏光サングラスを装着する事で鮮明かつ広い視界を確保する事も可能になりますので、様々なシュチュエーションにおいても偏光サングラスは大いに活躍する事になり競技においても強い味方となるのです。
陸上競技におすすめの偏光サングラスとは
まず陸上競技では短距離から長距離、フィールド種目などとそれぞれの種目によりおすすめのグラスは細かく変わる事になります。
基本的にはいずれも激しい体の動きを伴うため顔にフィットしてずれない事がもっとも重要になります。
はじめは、しっかりとホールドするフレームで偏光レンズを搭載した偏光サングラスを利用してみましょう。
その後、ご自身の競技にあわせ偏光レンズのカラーやフレームを合わせて行くと良いでしょう。
陸上競技の世界記録・日本記録保持者も着用
日本人の陸上競技世界記録もしくは日本記録を持つ選手も、偏光サングラスを利用しています。
では、どの選手が利用していたのか以下にまとめてみます。
20km競歩で1時間16分36秒の世界記録を出した、鈴木雄介選手(ロンドンオリンピック日本代表、富士通陸上競技部所属)。
走高跳びで2m33cmの日本記録を出した、醍醐直幸選手(富士通)。
棒高跳びで5m83cmの日本記録を出した、澤野大地選手(ニシスポーツ)。