視界の問題を解決してくれる偏光サングラスを利用している方は、多いのではないでしょうか。
愛用者にとって、一度は体験したことのあるモニター等の真っ黒現象。
スマホやモニター画面などが、45度傾いた角度からの視界で真っ暗になってしまう。
この現象を無くす「偏光サングラスでも真っ黒にならないタッチパネル」が発明されました。
偏光サングラス問題をSMKが解決
SMK株式会社とは、スイッチやプラグ・ジャック、コネクタやリモコン、そしてタッチパネルなどの電子部品の世界的部品メーカーです。
先日、SMKは偏光サングラスに対応機能した静電容量方式のタッチパネルを開発したことを発表しております。
この偏光レンズ越しでも暗くならないタッチパネルは、カーナビゲーションなどに製品化される予定です。
これで、偏光サングラスをかけて傾いた角度からの真っ黒問題を解決できます。
カーナビのディスプレイを斜めに覗き込んでも、真っ暗になりません。
ちょっと便利なディスプレイが誕生しましたね。
偏光サングラスを360度回転させてもへっちゃら
SMKの偏光サングラス対応タッチパネルは、タッチパネルとカバーパネルを独自プロセスで貼り合わせてあります。
その貼り合わせ構造により、偏光サングラス越しの視界をどのような方向からでもクリアに表現します。
つまり、このタッチパネルを搭載したカーナビやモニターそしてディスプレイは虹模様も暗くなることもありません。
工場で偏光サングラス対応パネルを10万台
製品発表から既に受注を受けており、フィリピンの工場で月間10万台の生産を予定しているようです。
開発した商品の特徴は、以下の通りになります。
製品名 偏光サングラス対応の静電容量方式のタッチパネル
偏光サングラス対応ディスプレイの普及で、カーライフもより便利になります。
今から製品の完成が楽しみですね。
既に3種類のディスプレイが量産可能
驚きの開発と同時に、開発した静電容量方式タッチパネルは既に3パターンの量産が可能とのことです。
ディスプレイ構造はガラス1枚に特殊加工を施したG2、フィルム2枚に特殊加工を施したF1F、そしてガラス2枚を合わせたG1Gの3タイプであります。
このディスプレイ開発で、従来よりとても高付加価値商品のバリエーションが拡大する予測です。