ゲートボールは、日本発祥の球技スポーツです。
ゲートボールの誕生は、戦後からほど遠くない1947年に遡ります。
当時、戦後の物資不足の影響により子供たちは遊び道具もない現状に「何か子供たちが楽しめるスポーツはないだろうかと」北海道芽室町で製パン業を営んでいた鈴木栄治さんは、感じておりました。
北海道の豊富な木材と、ヨーロッパの伝統的なスポーツ競技クロッケーを参考に、鈴木さんは「ゲートボール」を考えだしました。
ゲートボールは比較的手軽で体力的な負荷が少ないことから、考案者の意図と反して高齢者への普及が伸び始めました。
ビリヤードとゴルフを合わせた戦術スポーツ
ゲートボールは、集中力と精神力、そして正確さと判断力を鍛えるスポーツです。
パワーや俊敏さは比較的必要とされないが、距離感やコントロールという神経を集中させる場面が多くなります。
そのため、対象物や目的地をくっきりと視界にとらえることのできる偏光サングラスはとても重要なアイテムとなります。
照り返しや雑光や紫外線をカットしてくれるだけではなく、こういった視界を有利にする点において偏光サングラスの着用をおすすめします。
また、ゲートボールは試合だけでなく練習においても「集中力強化」を目的とした練習をする方がひじょうに多いです。
通常時から練習時間をとても長くとり、長時間集中力を保つ訓練をします。
当然ながら長時間の練習で体力的にも、視覚的にも疲れというものは蓄積します。
こういった場面で、体力的な疲労蓄積の軽減はできなくとも、偏光サングラスを着用することで視覚的な疲れは大幅に軽減します。
スティックの選び方
ゲートボールのスティックの選び方に悩まれる方も多いのではないでしょうか。
ゲートボールは他のスポーツと違い、道具に特徴があります。
スティックの形状を分けると3つあり、コンパクトズームタイプ・ズームタイプ・2ピースタイプに分かれます。
ゲートボールのスティックメーカーによってサイズや長さが異なりますが、順番に持ち運び時の長さは約36cm、約50-60cm、約70-90cmほどに縮ませることができます。
ゲートボールスティックは木製のイメージが強いですが、近年では質の良い木製以外のスティックも出ておりますので好みと使いやすさで選ばれてもよいでしょう。
ゲートボールのスティック価格は、数千円くらいのものからオーダーメイドで数万円のものまで様々です。
初めはいきなりオーダーメイドではなく、既製品を使用し自分の癖やリズムを把握してからオーダーメイドスティックを作られるほうが良いでしょう。
ゲートボールのルールもユーチューブ動画で説明されております。
より詳しく理解したい方は、「公益財団法人 日本ゲートボール連合」のホームページを参考にすると良いでしょう。
テレビ番組でもゲートボール
バラエティ番組のエンパレで芸人の流れ星がゲートボールのネタを披露した事で若者のプレイヤーが増えたことも記憶に新しいです。
ゲートボールに似たスポーツとしては、ヨーロッパの伝統スポーツ競技クロッケーがあげられます。
過去には、テレビ朝日系列局にて「おはよう!ゲートボール」というスポーツ番組が放送されておりました。
司会を玉置宏さん、アナウンサーを南美希子さん、決勝戦の審判を落語家である6代目三遊亭楽太郎さんが務めました。
そんなゲートボールブームにより、ハドソンから「あっぱれ!ゲートボール」という世界唯一のゲートボールゲームが登場したほどです。
日本から世界へ!
日本が起源のスポーツは、ゲートボールの他に駅伝・競輪・競艇・ソフトテニス・男子新体操・軟式野球・撓競技があります。
ゲートボールに関しては、日本から始まりアジア圏での認知度も高いスポーツとなっております。
世界ゲートボール連盟には現在15の国々が加盟しております。
連盟に加入していない国でもゲートボールは普及しており世界では5大陸での普及を実現しています。
今後も更に、ゲートボールをする人が増えて行くでしょう。
また、4年に一度にゲートボールの世界大会が開催されております。
公益財団法人 日本ゲートボール連合の設立30周年記念を記念して、世界ゲートボール選手権大会が新潟県新潟市の陸上競技場で開催されました。