当時眼鏡製造メーカーであった山本光学(山本眼鏡レンズ製作所)が、1972年にヴァンヂャケット(VAN)と共同企画で、「EYEVAN7285」オリジナルアイウェアブランドを設立。
ヴァンジャケットはファッションデザイナー石津謙介氏(日本メンズファッション協会最高顧問)の手がけたブランドで、1964年の東京オリンピック日本代表団の公式ブレザーほかサンケイ・アトムズのユニフォームデザインをしました。
アイヴァンの商品企画および製造は全て日本で行い、親しみやすいブランドとして世界へ発信され支持を受ける。
当時、バリエーション豊富なブランドが数少ない中で、EYEVANスタード時から数多くのデザインバリエーションにてサングラスを展開し若い世代から注目される。
アメリカでの注目
1985年には斬新なデザインと品質から、アメリアのアナハイムで開催されたオプティックフェアウエストに出店しEYEVANブランドが世界デビューを果たしました。
そして、EYEVANサングラスはニューヨークタイムズ(The New York Times)にも取り上げられました。
それを契機にアイヴァンはオリーバーピープルズLA社と提携てEYEVAN CRAFTを発売し、ハリウッドの映画業界にもサングラスが使用されました。
英国オリーバーピープルズLA社とはサングラス商品のデザインから、企画研究、製造販売などトータル的に提携を行いました。
その業務提携の中の延長でポールスミスとのコラボレーションによるポールスミス スペクタクルズのデザインを行い、そのデザイン性は高く評価されています。
「着る眼鏡」の発信
その後も、他に無いデザインから故ダイアナ皇太子妃がEYEVAV E-23を愛用、マドンナがE-54を着用し、セレブの中で注目されました。
それまで視力矯正の道具であったメガネを「着るメガネ」という企画コンセプトでファションに取り入れるトレンドを発表し当時画期的でありました。
サングラスはファッションアイテムの一つとして当然のようになったこの頃、アイヴァンはユニークなノベルティ、テレビCMなど斬新なプロモーションを続け認知が上がって行く。
新たな展開
2013年5月には、そのEYEVANヒストリーを引き継いだ新しいアイウェアブランド「EYEVAN 7285」が誕生した。
スタート当時から豊富なバリエーションを揃え偏光サングラスまで展開する。