エレクトリック(ELECTRIC)は、1999年にアメリカ・カリフォルニアで誕生したサングラスブランドです。
創設者は、キープ・アーネット(Kip Arnette)であり「ゴーグル業界に刺激を贈る」という熱意から「エレクトリック」と名付けられました。
もちろん衝撃を贈る意気込みなので、エレクトリックの偏光サングラスは視界にも拘った仕上がりとなっております。
また、創設者の名前を聞いて「あれ?」っと感じた方もいるかと思いますがご察しの通り、「Arnette」を創業したグレッグ・アーネットの実の息子であります。
Arnetteについては、「アーネットの偏光サングラスと歴史」をご参考ください。
エレクトリックって?
アパレルアイテムも手がけているエレクトリックですが、やはりその基本は偏光サングラスにあると言えます。
その品質には絶対的な自信を持っているのは、エレクトリック独自の技術があるためです。
エレクトリック独自の技術とは、当時あまりなかった偏光サングラスのレンズに紫外線防止メカニズムを取り込んだ技法です。
そしてエレクトリックの商品開発には技術だけではなく、トップアスリートからの要望をもとに商品開発に挑みました。
視界やデザインが良いだけでなく、形状や用途にも配慮されたエレクトリックの偏光サングラスは絶大な人気となります。
エレクトリックの技術とデザイン
エレクトリックの偏光サングラスには、太陽光に含まれているブルーライトも遮断してくれる効果を持っていることが特徴です。
近年、液晶画面から出るブルーライトが問題になっていますが、それらをシャットアウトするだけの技術をエレクトリックは使っています。
エレクトリックは比較的に新しいブランドですが、そのデザインに関しても優秀だと言わざるを得ません。
2011年には、アパレル・ファッションの大手「Kering」の傘下にエレクトリックが入っております。
これにより、2013年からは腕時計やキャップなどを展開するようになりデザイン指導も導入されます。
このため、偏光サングラス機能だけではなくデザイン性も高い理由となります。
特にエレクトリックのプレミアムカテゴリに属するサングラスは、フレームの1点1点がハンドメイドで作られております。
熱に強く、軽くて柔軟である素材の特徴を活かして作られたエレクトリックの偏光サングラスは世界的にも高い評価を得ており、日本でも人気アイテムとして知られています。
現在ではアメリカで生まれたブランドながらも、イタリアのメゾンブランドなどを傘下にしている一流企業の1つとして名を連ねています。