プロ野球選手から偏光サングラスの採用基準をまとまると次のようになります。
野球スポーツにはいて、偏光レンズの可視透過率選択基準は約15~30%程のものが好まれます。
打者のように身の近くを高スピードで動くボールをしっかりと視覚にらえるためには可視透過率が「高い」偏光レンズが必要です。
また、外野手のように身から遠いフライボールやゴロをしっかりと視界にとらえるためには可視透過率が「低い」偏光レンズが必要とされます。
ちなみにですが、日本のプロ野球選手でもっとも好まれて利用されているレンズの可視透過率は23%となります。
野球と偏光サングラス
国民的スポーツである野球はプロの試合を観戦するだけでなく、仲間内でチームを結成したり職場や地域のチームに入り社会人野球をプレイすることもあります。
新たにチームに加わる際には学生の頃を思い出しつつ様々な道具を揃えることになり、あの頃には手が届かなかった道具を購入することもあればこだわりを持って道具選びをすることもあるでしょう。
視界が大きく良くなることから、学生時代には利用することがあまりなかった野球向けの偏光サングラスを購入して試合で着用する方も多くみかけます。
少年・学生野球にしても規律が重んじられる中で偏光サングラスを装備する方もいます。
また一方で、プロの試合を見る中では主にデーゲームで偏光サングラスの着用を見かけることが多いです。
偏光サングラスの選び方として、視界を有利にする点と機能性を求めると共に憧れを持って好きな選手と同じメーカーのものを購入するケースも少なからずあるようです。
偏光サングラスは視界確保の絶好アイテム
偏光サングラスの着用は国内の試合だけでなく、アメリカの大リーグなどでは非常にポピュラーなアイテムとなっております。
プロ野球選手にとって偏光サングラスは、非常に人気が高いアイテムになるのですが、なぜ試合中に着用する必要があるのでしょうか。
この点についてはデーゲームで実際に観戦に訪れると分かりやすいのです。
基本的に球場は屋外にあるもので天候が良い日には日差しが強く、観客もまた帽子やサングラスを使うなど対策を講じなければ小さな球の行方を乱反射光が邪魔をして見ることがやや困難になります。
天候と雑光の加減で、まともに観戦できないケースも多くなります。
また選手の目線で見た時には、土のグラウンドは道路のアスファルトなどと比較すると明るい色調になることから太陽光の照り返しが強く、上と下からの強い光でプレイに支障をきたすことがあります。
そして、当然ながら光が強い中では乱反射光によるギラツキと目に紫外線の悪影響を受けることになりますので、健康面とプレイへの影響の双方から偏光サングラスは人気のアイテムとして重宝する選手が多くなるのです。
野球でおすすめの偏光サングラスとは
野球は、他の競技と比較した場合に屋外にいる時間が長くなることからレンズは普通レンズではなく、当然ながら「偏光」レンズ搭載のサングラスが第一条件になります。
また可視光線についてもその時々で日差しの強さは異なりますので、可視光線透過率についても自分に合う2種類ぐらいのものを用意しておくとプレイの状況をより細かく掴みやすくなります。
そして、競技を行ううえでは時に体のぶつかりあいが生じることもあり、とりわけホームインする際のランナーとキャッチャーが衝突した衝撃は凄まじいものになります。
そのため偏光サングラスもまたこれらのアクシデントを想定して選ぶ必要があります。
野球の時にする偏光サングラスはノーズパットが金属素材のものではなく、クッション機能のあるノーズパットを選ばれることを強くおすすめします。
また、学生やクラブ野球においてこのような偏光サングラスは禁止としているケースがあります。その理由としては、あくまで偏光サングラスは試合における眼の保護などが目的であるため、必要以上の目立つ要素が好ましくないというルールがあります。そのため、野球で偏光サングラスをするときには監督や顧問の先生に事前確認をしましょう。