アレキサンダーマックイーンプーマは、2006年に世界的スポーツブランドのプーマとイギリスのファッションデザイナーであるリー・アレキサンダー・マックイーンが発表したブランドです。
伝説的デザイナー
アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)は、1992年にイギリスのロンドンで誕生します。
設立者のリー・アレキサンダーは1969年にイギリスにタクシー運転手の家に生まれます。
リーは初めての仕事は飲食業であるが長く続く事はなく、仕立て職人が人手不足というニュースを見たことをきっかけにロンドン中心部メイフェアにあるショッピング街でオーダーシューズ仕立職人の見習いをはじめます。
これが彼にとって、ファッションのスタートラインとなりました。
その後、イギリスの老舗テーラーであるアンダーソン&シェパード(ANDERSON & SHEPPARD)に続き、王室御用達の老舗テーラーのギーブス&ホークス(Gieves & Hawkes)に3年間の仕立て経験を積みました。
そして、衣装デザインをおこなうバーマンズ&ネイサンズで服飾を学びました。
それからもファッションを本格的に学ぶためイタリアに渡り、修行を積みます。
そこで得た経験をいかし世界のファッション学校と名高いセントラル・セント・マーチンズ学校の講師として若干21歳にして務める。
講師をしながらセントマーチンズの課程を卒業します。
1991年、リー・アレキサンダーの卒業発表は世界18カ国で出版されているファッション雑誌ヴォーグVOGUEの編集者に注目されデビューが決定します。
翌年、1992年にリー・アレキサンダーは「アレキサンダー・マックイーン」を発表することになります。
1993年にはロンドン・コレクションに進出し、1996年には服飾・化粧品ブランドのジバンシィ(GIVENCHY)から引き抜きを受ける。
同年、毎年イギリスで最高のデザイナーに贈られる「ブリティッシュ・デザイナー・オブ・ジ・イヤー賞」をイギリスファッション協会から受賞しました。
リー・アレキサンダー26歳での受賞とあり、伝説的デザイナーと評されるまでになる。
服飾からのスポーツ展開
服飾・デザインの分野では世界的に知名度を得たアレキサンダー・マックイーンですが、使用・機能においての製品デザインについては大手スポーツメーカーに劣る部分があり、世界的スポーツメーカーとのコラボを決める。
これがAlexander McQUEEN PUMAです。
その後、服飾のみでなく、偏光サングラスやウエアなどのバリエーションも増える。
このスポーツメーカーとの共同企画が成功に納まり、アレキサンダー・マックイーン・プーマ発表同年に英国赤十字チャリテー企画に協賛し、チャリティ・ノヴァック・バッグをデザインしました。
2007年には、アレキサンダー マックイーンとバーバーリーブラックレーベル共同企画でクロコダイルレザー製品を発表し、レザーブームが到来した。