磯釣りといえば、荒々しい波に囲まれた岩場からグレや石鯛そしてクエなどの大物を釣り上げるイメージが強いですね。
釣り番組で、熟練した知識のもと偏光サングラスをかけて、複雑な潮目を読み解きながら磯釣り仕掛けのウキをポイントへ落とし込むシーンをよくみかけます。
沖合に顔を出した自然のフィールドに使うので、磯釣りの岩場は危険とも隣り合わせです。
そもそも防波堤釣りと磯釣りの違いって?
防波堤釣りは堤防釣りと同じで、港や岸に人工的なブロックを置いた場所を足場とします。
足元が整備されているため比較的安全な釣り場と言えます。
一方、磯釣りは自然にできた海の岩場が足場となります。
砂浜に近い小磯では、海藻も多くやや気軽に楽しめます。
また、沖合にそびえ立つ荒磯では潮の流れも早く複雑で波も激しいです。
しかし魚影は遥かに濃く、海の主ともいえるような魚を狙えるポイントでもあります。
磯での偏光サングラスの効果
では、偏光サングラスをかけることでどのような違いがあるのでしょうか。
岩礁地帯で白波の立ちやすい磯釣りにおいて、重要なことは海面の状態をどれだけ把握できるかという点にあります。
ポイントによって深さも違いますし、魚の種類も違います。
海面下に隠れている岩が障害物になるようなものがあったりもします。
こうした状態の違いに合わせて、瞬時に対応を変えることが釣果に影響しているわけです。
そのためには、海面状態を見やすい視界をしっかりと確保することが必要になってきます。
ですが、特に晴れの日などは日光の反射によって水中を見ることが難しいことが多くなります。
水面がキラキラと光っていては、水中を見ることなどできません。
そこで偏光サングラスの活用です。
偏光サングラス有利な視界に
偏光レンズを利用した視界なら日光の反射などを気にすることなく、自由に海面を見渡すことができます。
どのポイントがよく釣れそうなのか、魚が集まってきそうなポイントはどこなのか、本命の魚がどこに多くいるのかなど、釣果を出すために必要な情報をしっかりと把握できるようになるのです。
これが磯釣りにおける、偏光サングラスの大きな役割です。
どんなに腕のいい釣り人でも情報を把握していなければ、釣果は思うようにはなりません。
逆に、情報さえ揃っていればたとえ初心者の方でも有利に釣りをすることができるわけです。
まだ偏光グラスを使った事が無い方は、これまでとはまったく違った釣りの世界が広がるはずです。
そして、釣り糸の状態なども常にはっきりと見ることができますので、より自由にコントロールできるようになります。
雑光が無い視界となるので、ウキやルアーなどもしっかりと見えます。
とにかくメリットが多いのが偏光サングラスです。
釣りは自分自身のテクニックも大切な要素になりますが、使うアイテムも重要です。
釣り竿や使用するエサなど色々な道具にこだわりがある方も多いと思いますが、偏光サングラスのそんな重要アイテムの1つというわけです。
偏光サングラスを活用して釣りを今まで以上に楽しめるようになってみてはいかがでしょうか。