あなたが釣りを始めたばかりだとしたら、まだジギングという言葉を聞いた事も無いかもしれません。
このジギングという釣りは、大ブームの釣りフィッシングジャンルの一つとなります。
太刀魚や真鯛、カンパチやブリ、ヒラマサなど、比較的人気のある魚をターゲットにした釣り方です。
ジギングは名前の通り、ジグと呼ばれるルアーを使用するかたちになります。
メタルジグという全て金属でできたルアーを使用して、海のボトムまでルアーを落とした上で、色々なアクションをつけた巻き上げ方を行って魚を釣る方法です。
このジギングを行う場合、サングラスの選び方がとても重要になります。
偏光サングラスの重要度は、餌釣りを行う時よりも高いと言えるでしょう。
何故、ジギングの場合の方がサングラスが重要となるのでしょうか。
何故ジギングには偏光サングラスなのか
それというのも、ジギングは多くの場合乗合船に乗って行います。
陸から行う釣りというのは、釣竿の届く範囲内でしか釣りが出来ませんから、ターゲットとなる魚の数も限られています。
ですからどんな魚をターゲットにするかにもよりますが、ジギング船はターゲットにする魚を変えてファイトができます。
その場合、船に乗れば360度が海面となりますから、遮るものは何もなく確実に直射照り返し光を受けることになります。
イメージして頂くだけでも、陸釣りよりも偏光サングラスの重要性が高い事は理解して頂けるでしょう。
しかしジギングで、偏光サングラスが必要な理由はそれだけではありません。
それは餌釣りには無い、ルアーを使用するジギングならではの問題点があるからです。
裸眼で一日海とにらめっこするのは危険
ジギングでは、メタルジグをまるで弱った捕食対象の魚の様に見せる事で魚をだまし、そして釣るという方法です。
その為には、ただ海面にメタルジグを落としているだけでは、魚たちは何の興味も持ってくれません。
うまく魚を騙すためにジャークと言って、あらゆる方法でリールを巻きながらロッドをアクションさせ、まるでルアーを生きている魚の様に動かす必要があります。
その為には、ただ餌で向こうから来てくれるのを待つ餌釣りとは異なり、ジャークではずっと海面とにらめっこをする必要があるのです。
ですから太陽からの直射日光よりもむしろ、海面に照り付けた照り返しの方が目へのダメージがジギングでは大きいのです。
通常のサングラスでは、海面の照り返しを防ぐという目的では意味がありません。
そういった光の問題には、偏光レンズを搭載したサングラスを使用した方が圧倒的に目に優しいですから、ジギングでは偏光サングラスがあった方が確実に安全という訳です。