ルアーフィッシングは、釣りの中でとても人気のあるジャンルです。
ルアーと呼ばれる擬似餌を使用して行う釣りで、ルアー自体が魚の形をしていてユニークです。
基本的にはロッドと呼ばれる竿とルアー、そしてリールという釣り糸を巻き取る道具と、釣り糸、この四つがあればルアーフィッシングを行う事が可能となります。
しかしこの四つに加え、釣果をあげているベテランのルアーフィッシングを行う方ならほとんどの方が使用しているアイテムがあります。
それが、偏光サングラスです。
普通サングラスと偏光サングラスの決定的な違い
偏光サングラスは通常のサングラスと混同されがちな所がありますが、その用途は全く違います。
サングラスは太陽からの直射日光に対しての効果しかありませんが、偏光サングラスは海面を見やすくする用途で使用されるものだからです。
日中にルアーフィッシングを行う場合、海を一日中にらめっこする訳ですが、その際には海面をずっと見続ける事になります。
その際に海面の様子がほとんど見えていないのと、偏光サングラスによって海面の状況がよく把握出来ているのでは、結果は大きく変わってきます。
例えば魚の種類によって、どういった環境を好むかという性質があります。
藻が多い場所を好むという魚もいれば、岩場に隠れているという様な魚もいます。
そうした特性がせっかく分かっていたとしても、肝心の海面の状況が分からないのでは意味がありませんよね。
偏光サングラスならその点、海面がどういった状態なのか手に取る様に把握する事が出来ますから、効率的なポイントを見つけて、ルアーフィッシングを行う事が可能となるのです。
ターゲットを目視で確認できる
また、場合によっては狙うターゲットが目で確認できる事もあります。
魚によっては、捕食などの為にかなり水深が浅いポイントまで出てくるターゲットもいます。
そういった場合にも、肉眼や通常のサングラスでは海面の照り返しが強くて到底難しい事ですが、偏光サングラスならかなりの水深までは見通す事が可能です。
実際にターゲットを確認した上でルアーフィッシングを行えますから、非常に有利に事を運べます。
エギングをされる方なら良く分かることだと思います。
海面のギラツキで、イカと烏賊を釣るルアーであるエギのアクションが見えなくなります。
そんな時、偏光サングラスを活用すれば反射光がカットされてエギのアクションと、海面下にいるイカの動きを確認できます。
また、こういったルアーフィッシングに有効という面以外で、実際に目を守るという効果も当然あります。
海面に反射した照り返しの太陽にも、紫外線は含まれています。
ですから肉眼で釣りを行うという事は、眼球で多くの紫外線を受けるという事になってしまいます。
その点でも偏光サングラスは効果的です。