偏光サングラスの歴史

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私たちがスポーツやアウトドア・レジャーやドライブに使用する偏光サングラス
ポラロイド・コーポレーションの創業者であるエドウィン・ハーバード・ランド氏によって
発明されました。
※彼についてのお話は、「偏光サングラスって誰が発明したの?」の記事をご覧ください。

1932年、エドウィン・H・ランド氏は、物理学教師ホイールライト氏と共に
ランド-ホイールライト研究所を創設。
後に実用偏光シートを開発し、サングラスやカメラレンズフィルターへの実用化を成功させ歴史に納めました。

現在、偏光レンズのことを一般にポラロイドと呼んでおりますが
エドウィン・H・ランド氏によって名付けられました。
ポロライドとは、「偏光板(ポラライザー)」と「セルロイド」の2つの言葉から作られた合成語です。

1937年に、社名をランド・ホイールライト研究所からポラロイドに変更。
「ポラロイド」という名称で、偏光フィルムを開発・生産。
この時、初めて偏光サングラスが世の中に出回りました。

偏光フィルター発明時の用途は、主にサングラスだったが光学実験中に様々な応用が生まれていった。
1942年に初めて誕生した光が変色するジュークボックスでは、イルミネーションの色を変化させるのに
偏光フィルムが使用されている。

また、遠近感のあるフルカラー映像の液晶ディスプレイなどにも使用されている。
そして、第二次世界大戦中には、敵からの攻撃に対し、ミサイルの自動制御システムに
偏光フィルムが使われるまでになった。
その他、ターゲットファインダーや暗視ゴーグル、受動的誘導爆弾、空から敵を探し出す光学兵器
にまで偏光フィルムが使用される。

偏光サングラスの発明により、様々な電子機器、システム開発に加速がついた結果となりました。

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